最近は、家を建てる際にはほとんどの方がビルトイン食洗機を導入されます。

しかし、実際に導入するとなると、魅力だけでなくデメリットも気になりますよね。

そこで今回は、ビルトイン食洗機の基本情報から、メリット・デメリットを詳しく解説します。

ビルトイン食洗機とは

ビルトイン食洗機とは、システムキッチンに組み込まれた食器洗い乾燥機のことを指します。

据置型よりも省スペースで利用でき、キッチンとの一体感があるのが特徴です。

一般的に4〜5人分の食器を一度に洗える容量があり、食後の片付けを効率的にサポートしてくれます。

ビルトイン食洗機の魅力的なメリット

・時間と労力の大幅な節約

手洗いに比べ、食器洗いにかかる時間を約1/3に削減できます。

食事の後片付けの負担が軽減され、家族と一緒に過ごす時間や自分の時間を取りやすくなるでしょう。

特に、共働き家庭や小さなお子さんがいる家庭では、大きな助けとなるでしょう。

・衛生面での安心感

高温のお湯と専用洗剤で洗浄するため、手洗いよりも確実に殺菌・除菌ができます。

アレルギーをお持ちの方や、清潔さにこだわる方にもおすすめです。

・省エネ・節水効果

最新のモデルは節水機能が充実しており、手洗いと比べて水の使用量を大幅に抑えることができます。

水道料金の削減にも貢献してくれるため、ランニングコスト面において家計にも優しい選択肢と言えるでしょう。

知っておくべきデメリット

・導入費用が高め

ビルトイン食洗機の導入費用は、一般的には15万円程度～と、据置型に比べて高額です。

特に最近人気の海外製の製品などは、より高額の費用がかかります。

・メンテナンスの手間がかかる

ビルトイン食洗機は、フィルターの清掃や庫内の掃除など、定期的なメンテナンスが必要です。

専用の洗剤や仕上げ剤を使用する必要があり、これらの継続的なコストも考慮する必要があります。

・すべての食器が洗えるわけではない

ビルトイン食洗機では、すべての食器が洗えるわけではありません。

例えば、木製品や漆器、高級な食器など、食洗機で洗えないものもあります。

食洗機を使う際に気をつけて分別することや、現在使っている食器類を買い替える必要がでてくる可能性もあるでしょう。

また、こびりついた汚れは事前に手洗いが必要な場合もあります。

・洗うタイミングを考える必要がある

運転中の食器がすぐに使えないという注意点もあります。

標準の洗浄コースは1～2時間かかるため、次の食事で同じ食器を使いたい場合など、不便に感じることもあるでしょう。

予備の食器を用意しておく、食後すぐではなく夜間に回す、短時間コースを活用するといった工夫をするとスムーズに活用できます。

まとめ

ビルトイン食洗機は、現代の忙しいライフスタイルを支える強い味方です。

初期費用やメンテナンス費用といったデメリットは確かにありますが、日々の家事の負担を大幅に軽減してくれるのは紛れもない魅力です。

特に新築をご検討中の方は、ライフスタイルや家族構成を考慮しながら、ビルトイン食洗機の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

食洗機に限らず、使いやすい快適なキッチンづくりがしたいと思われたらぜひ、住宅のプロにご相談くださいね。

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