快適な温度で過ごそう!家族の健康にもつながる全館空調 | 埼玉 注文住宅 工務店|狭山市・所沢市・川越市で自然素材の家を建てるならWELL+(ウェルプラス)

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2024.02.01

快適な温度で過ごそう!家族の健康にもつながる全館空調

 

家づくりを考える際に「全館空調システム」という言葉を耳にしたことがある方もいらっしゃると思います。

全館空調システムとは、家全体の温度を一括で管理するシステムを指します。

家の空調と言うと、1部屋に1台エアコンがあり、各部屋で温度管理を行うのが一般的だと思う方も多いでしょう。

では、全館空調にはどのような特徴があるのでしょうか?

この記事では、全館空調システムのメリットとデメリットを解説します。

家の中では温度差がない方が良い?

家の中の各部屋で温度差がある場合、どのようなことが起きるでしょうか。

第一に考えられるのは、冬場のヒートショックの危険性です。

ヒートショックとは、温度差によって血圧が急激に変化し、心臓や血管に異常が生じる現象をいいます。

暖かい部屋から急に寒い廊下に出たりすると、めまいや失神を引き起こし、最悪の場合は死に至るほど危険です。

特に高齢者は注意すべきでしょう。

全館空調であれば、各部屋の温度が均一にコントロールされ温度差がなくなるため、ヒートショックのリスクは低くなります。

 

また、温度差が大きいとカビや結露も発生しやすいので、部屋を清潔な状態に保つのも大変になってしまいます。

カビの発生は健康にも悪影響を及ぼす可能性があるため要注意です。

 

全館空調のメリット・デメリット

 

全館空調のメリットは?

全館空調の最大のメリットと言えるのが、家中の温度差を無くし、快適な空間を実現できることです。

冬は、廊下、トイレ、お風呂場などは寒くなりがちです。

しかし、全館空調であればそんな場所でも寒さを感じずに過ごせるのです。

さらに、家中の温度を均一に管理できると、間取りの自由度もアップします。

吹き抜けのような大空間を設けた場合、どうしても温度差が大きくなったり、冷暖房効率が落ちたりするものです。

全館空調を導入すればその心配も不要です。

また、換気も一括で行われるので、窓を開けて換気するという作業が要らなくなります。

花粉やPM2.5といったアレルギー物質を室内に取り込むリスクも軽減されるのは嬉しいですね。

 

全館空調のデメリットは?

全館空調は、基本的にはつけたままにしておきます。

そのため、部屋の空気が乾燥しやすい点がデメリットです。

加湿器などを適宜使うことで対策していきましょう。

また、家中の温度を均一にコントロールするということは、使っていない部屋にも空調が効いている状態になってしまうということです。

それを無駄と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

全館空調は、長期的な目線では省エネでコストも抑えられるものですが、初期のコストはかさばりがちです。

また、故障時の修理代は一般的なエアコンより高くなる傾向もあります。

故障すると家中の空調が動かないことになるので、一気に快適性が失われます。

まとめ

当然ですが、全館空調にはメリットもあればデメリットもあります。

導入にあたっては、メリット・デメリットを把握した上で検討するようにしましょう。

全館空調の導入には、専門的な知識が必要になる場合もあるため、ぜひ一度住宅の専門家に相談してみてください。

 

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