2025.07.01
リビングに和の癒しを。小上がり畳スペースの魅力とは
家づくりを考える際、使用頻度の多いリビングをどんな風にデザインするのかを考えることは非常に重要です。
リビングは、家族が集まり、友人をもてなし、そして一人でリラックスする、多目的な空間です。
そんなリビングに小上がりの畳エリアを設けることで、空間を有効活用しながら日本の伝統とモダンさを両立させる住まいを実現できます。
今回は、畳スペースをリビングに取り入れる実用的なアイデアと、そのメリットについて解説します。
小上がり和室の魅力とメリット
小上がり和室は、リビングの一角に設けられた一段高くなった畳スペースです。
この空間には、以下のような魅力とメリットがあります。
・空間の有効活用ができる
小上がりは床下収納として活用できるため、限られた空間を最大限に活用することができます。
季節ものの衣類や布団、普段使わない家電製品、子供のおもちゃなどを収納するのにも役立ちます。
・くつろぎの空間になる
畳の柔らかな質感は、床に座ったり寝転んだりするのに最適です。
子どもの遊び場としても、大人のリラックススペースとしてもおすすめです。
・和モダンの雰囲気が演出できる
洋室のリビングに和の要素を取り入れると、モダンでありながらも落ち着きのある空間になります。
畳の香りと肌触りは、心に安らぎを与えてくれるでしょう。
小上がり和室の活用アイデア
・団らんスペースとして
低めのテーブルを設置すれば、家族で食事を楽しむスペースにできます。
テーブルを置かなくても、段差を利用して腰掛けてテレビを見たり会話したりと、家族の団欒スペースとしても魅力的なスペースになるでしょう。
・客間としての利用
ご両親や友人が遊びに来ることがあれば、小上がり和室を寝室として活用することも可能です。
普段はリビングの一部として使い、お客様がくれば扉をしめて個室として使い分けられる柔軟性も魅力の1つです。
・子どもの遊び場や学習スペースに
畳のスペースは万が一転んでも安心なので、小さなお子さまの遊び場としてぴったりです。
また、成長して小学生になれば、畳コーナーを勉強スペースとして活用することもできます。
普段の空間とは少し雰囲気を変えることで、集中しやすい環境をつくることができるでしょう。
デザインと調和のポイント
・色調の統一
畳の色や縁の素材を、リビング全体の色調に合わせて選ぶことで、違和感のない空間を作り出せます。
明るい色の畳を選べば、モダンな印象を強調できます。
・家具の選び方
和モダンなローテーブルや座椅子を組み合わせることで、畳スペースとリビングの調和を図れます。
洋風の家具でも、木製のものを選べば和の雰囲気と馴染みやすくなります。
・照明の工夫
間接照明や和風のペンダントライトを取り入れると、落ち着いた雰囲気を演出できます。
さらに、調光機能付きの照明を選べば、時間帯や用途に応じて柔軟に光の強さを調整できます。
注意点とメンテナンス
畳スペースを快適に保つためは、以下の点に注意しましょう。
・定期的な畳の手入れ(掃除機がけ、拭き掃除)が必要
・直射日光による畳の変色を防ぐため、カーテンやブラインドで日よけする
・湿気対策として、小上がり下部の通気性を確保する
まとめ
リビングに小上がりの畳スペースを設けることで、和と洋の調和がとれた、機能的で居心地の良い空間を作り出すことができます。
収納力アップや多目的な利用が可能になるだけでなく、日本の昔ながらの暮らしの良さを現代的に取り入れた住まいになるでしょう。
これから注文住宅をご検討中の方は、ぜひ小上がり和室の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
ご家族のライフスタイルや将来の変化も見据えながら、理想の和室を取り入れてみてくださいね。
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