2023.12.27
バリアフリーの考え方を子育てやペットにも!優れたアイデアを紹介します
バリアフリー住宅という言葉を聞くと、高齢者や身体障害者向けといったイメージをお持ちかもしれません。
しかし、バリアフリーの考え方は、子育てやペットとの共存においても役立ちます。
せっかく新築の家を建てるチャンスがあるのであれば、将来のことまで考えを巡らせ、バリアフリー住宅にすることをおすすめします。
この記事では、将来のことはもちろん、すぐにでも役に立つバリアフリー住宅のアイデアを紹介していきます。
子育てに役立つバリアフリーのアイデアは?
浴室スペースを広くする
バリアフリー住宅では、車椅子の動線や介助者が介助しやすくなるよう考慮し、浴室や洗面脱衣室のスペースが広く取られます。
このようにスペースを広く取ると、子育てするのにも便利になるのです。
子どもがまだ小さければ、一緒にお風呂に入ったり、着替えを手伝うものです。
広めの浴室や脱衣所があれば、窮屈に感じることなく入浴や着替えをすることができます。
また、子育てに限らず、忙しい朝は洗面所で順番争いが起こりがちですよね。
スペースが広ければ何人かで一気に使えるため、余計な争いがなくなります。
滑りにくい床材を使う
一般的に、バリアフリー住宅では転倒防止のために滑りにくい床材が使われます。
フローリングは硬いので、転倒してしまうと予期せぬ怪我に見舞われる可能性があります。
これは高齢者や身体障害者にだけ言えることではなく、子どもにも同じことが言えます。
子どもは家の中を走り回る可能性が高く、転倒の危険性があります。
滑りにくい床材にすることで、子どもの怪我を予防してくれる効果を期待できるでしょう。
バリアフリーのアイデアはペットにも優しい!
家の中の寒暖差を少なくする
夏の暑さや冬の寒さは人間にとっても厳しいものですが、ペットの健康や体力にも影響してくるものです。
バリアフリー住宅の場合、温度差に起因する体調不良や入浴時の寒暖差によるヒートショック現象を防止するために、家の中の温度を一定にキープする設計がなされます。
温度差が少なければペットの体への負担も少なくなるので、ペットも含む居住者全員が快適に過ごせます。
滑りにくい床材を使う
フローリングは滑りやすく、ペットにとっては危険です。
うまく歩けなかったり、転倒の可能性も考えられます。
さらに腰への負担が大きいので、腰を悪くしたり、筋力の低下につながるリスクもあります。
高齢者や子どものために滑りにくい床材を取り入れることは、ペットの負担も減らしてくれるのです。
まとめ
バリアフリー住宅は、高齢者や身体障害者だけではなく、子ども・ペットと暮らしていく上でも助けになるアイデアなのです。
将来の生活に役立つのはもちろんのことですが、今の生活にもバリアフリー住宅のアイデアを適用して快適な生活を送っていきましょう。
バリアフリー住宅の考え方を取り入れるのには、住宅のプロの知見が必要になります。
そんな時は住宅の専門家にご相談くださいね。
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