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2023.08.08

大工の腕は「C値」を見ればわかる?工務店の質はこうやって見抜く!

 

質の高い工務店を見つけるには

家づくりにおいて、実際に建設を行うのは大工です。

しかし、家を建てるとなった際に大工に会う機会はほとんどありません。

なぜなら家づくりの打ち合わせは、基本的には工務店の「営業マン」と行うものだからです。

打合せを進める中で、建築家やインテリアコーディネーターといった設計に携わる人とは話す機会が出てくることもありますが、実際に家を建てる大工の質を知るのは難しいものです。

もちろん施工会社の家づくりに対する姿勢や応対も大事ではありますが、実際に住むこととなる家の完成度を左右するのは大工の腕です。

大きな買い物である家を任せる大工が本当に信頼できるのかどうか、やはり知っておきたいところですよね。

そんな大工の腕を表す指標として、「C値」というものがあります。

この記事では、C値がなぜ重要か、C値を見ると大工の腕が分かるのはなぜかについて解説いたします。

大工の腕を示す「C値」とは?

「C値」とは、隙間相当面積を表す値です。

隙間相当面積というのは、施工時に生じる「意図しない隙間」の量を数字で表したものです。

C値が高ければ気密性が低く、C値が低ければ気密性が高い家であることを指します。

建材、土地、気候などの条件にもよりますが、C値が低いということは、大工の腕が良く、施工店の設計も正しく行われていることを示していると言えるでしょう。

C値の測定は、工事が終わり構造物が完成した時点で、専用の機器で行います。

国によって規定されている基準はありませんが、平成14年までは、寒冷地以外ではC値5.0㎠/㎡以下というルールがありました。

C値は家の建築後に改善することが不可能なため、現場の大工がいかに仕事を丁寧にしてくれたかを如実に映し出します。

また、家が高機能であると認められるためには、気密性の他に断熱性も必要となります。

断熱性はUA値というもので表示されますが、UA値は断熱性の高い建材を使うことで改善できるため、大工の腕ではなく「建材の質」を表示している参考数値となります。

 

C値を使って大工の腕を見るには?

施工店が施工をどれほど丁寧に実施しているかを知りたい場合、C値の実績値(平均値)を尋ねてみましょう。

またその際は、全ての家の竣工後にちゃんとC値を測定しているかどうかについても確認することが望ましいです。

さらに、C値をどうやって測定したかについて聞いてみるとよいでしょう。

C値は測定方法によって異なるものなので、測定方法をも把握しておくと理解がさらに深まります。

大工の腕を見極め、質の良い工務店と家づくりをしよう

最近、C値に着目している施工店は減少傾向にあります。

C値の把握にはコストと手間を要し、かつ国の基準が存在しないためです。

しかしそう考えると、C値にこだわる工務店は、家づくりにもこだわっていると捉えることもできます。

施工店のC値をチェックし、良い施工店を選べるようにしましょう。

 

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